新しい法律で、自転車は車道を走るって決まったよね?
でも、東京には自転車NGロードがあるらしいよ?
人が多いから、田舎と同じにはいかないかも。
今回は、東京都の自転車NGロードを紹介するわ!
東京都心の23区では、自転車は混雑する電車や渋滞する道路に対する便利な移動手段です。
健康志向や節約志向の高まりから、自転車利用者が増えています。
東京都の自転車NGロード5選
都内には自転車が通れない道も存在します。
その代表例をご紹介します。
①レインボーブリッジ(都道482号)
芝浦とお台場を結ぶレインボーブリッジは、上層に首都高、下層に一般道と「ゆりかもめ」が走る二重構造の橋です。
さらに、下層の外側には「レインボープロムナード」という遊歩道が整備されています。
専用の代車に自転車を固定して押し歩くことだけが許可されていますが、1.5km以上の距離を自転車を押して歩くのは大変です。
お台場へのアクセスには「環二通り(都道50号)」を利用するのが良いでしょう。
②海岸通り(都道316号)
汐留から天王洲エリアを抜けて平和島に至る海岸通りは、南北を結ぶ主要幹線です。
この区間は路肩が狭く、高架の影で薄暗く、海上コンテナを運ぶトレーラーが頻繁に通行するため、安全性を考慮しての禁止措置です。
並行して走る旧海岸通りの利用がおすすめです。
③新荒川堤防線(都道449号)
荒川右岸の堤防に沿って走る新荒川堤防線は、江北橋西詰から西新井橋南詰の区間で自転車通行が禁止されています。
この区間は信号がほとんどなく、クルマの流れも速いため、自転車での通行は避けた方が無難です。
代わりに、堤防上の河川管理用道路や河川敷の緊急避難道路を利用しましょう。
④東京ゲートブリッジ(東京湾臨海道路)
お台場の南に位置する東京ゲートブリッジは、自転車通行が禁止されています。
長い坂道や強風の可能性があり、安全面からの措置です。
歩道も自転車通行禁止で、橋上を散策する場合は徒歩で若洲側に戻る必要があります。
⑤第二航路海底トンネル(臨港道路青海縦貫線)
中防と青海・お台場エリアを結ぶ第二航路海底トンネルは、自転車通行禁止で、歩道も一般向けには公開されていません。
他のトンネルも同様に自転車通行が認められていないため、中防への自転車でのアクセスは現状では不可能です。
自転車の通行ルール
自転車は原則として車道の左側を通行し、歩道は例外的に通行が認められます。
歩道を通行できるのは、道路標識で指定された場合や、13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が運転する場合、またはやむを得ない状況の場合です。
1. 基本は車道走行
自転車は基本的に車道を走行します。
歩車道が区分されている道路では、車道を走ることが義務付けられています。
2. 車道の左側を走行
自転車は、道路の左端に沿って走行する必要があります。
3. 自転車専用通行帯の利用
自転車専用通行帯が設けられている場合、その通行帯を利用しなければなりません。
4. 路側帯の通行
自転車は、歩行者の通行を著しく妨げない限り、道路の左側に設けられた路側帯を通行できます。
歩行者専用の路側帯は通行できません。
5. 歩道通行が可能な場合
特定の条件下で自転車は歩道を通行することができます。
以下の場合に限られます。
- 道路標識や標示によって許可されている場合
- 運転者が13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、または身体障害者である場合
- 車道の通行が危険と判断される場合
歩道を通行する際には、歩行者の通行を妨げないように注意しなければなりません。
6. 信号遵守
自転車は信号機や警察官の指示に従う義務があります。
7. 自転車横断帯の利用
自転車横断帯がある場所では、その横断帯を利用して道路を横断しなければなりません。
8. 横断歩道の通行方法
自転車で横断歩道を渡る際には、歩行者がいる場合には降りて押して渡る必要があります。
歩行者がいない場合には、自転車に乗ったまま渡ることができます。
9. 交差点の通行方法
交差点を直進する場合、できる限り道路の左端に寄って直進します。
右折する際には、左端に寄ってから交差点を直進し、安全を確認して右折します。
東京都では自転車走行に気をつけて まとめ
以上のルールを守ることで、安全に自転車を利用することができます。
特に、東京23区内では自転車通行が規制されている場所があり、違反すると罰則が科せられることがあります。
標識に注意を払い、安全に自転車を楽しみましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました!