この前、国税庁から税金滞納に関するSMSが来て驚いたよ。
でも、これってやっぱり詐欺だよね?
もちろん詐欺よ!国税庁から滞納でメールが届くことはないわ。
今回は、国税庁からの滞納メールが詐欺の理由など紹介するわね!
税金の支払い時期になると、国税庁からのメールが届く詐欺が横行しますが、基本的には税金の滞納で国税庁からのメールが届くことはありません。
国税庁でも喚起がされていますので、今回は国税庁からのメールは詐欺なのかなどについてご紹介します!
国税庁からのメールは詐欺なの?
今回問題となったメールもそうですが、似たような内容のメールは色々な人の元に届いているようです。
上記のつぶやきにもありますが、税金滞納と聞くと焦った方もいらっしゃるようです。
ただ、国税庁からの税金滞納のメールがSMSで届くことはまずありません。
本当に大切な用事なら、郵送で届くのが基本なので、メールが届いても決してメール内のリンクをクリックしないようにしましょう。
【最終通知】滞納した税金がございます!【税務署】への対処法
国税庁のメールでは、公式サイトでも注意喚起がされているので、一部抜粋します。
国税庁をかたった不審なショートメッセージやメールにご注意ください!
・ 国税庁をかたった不審なショートメッセージやメールから、国税庁ホームペ
ージになりすました偽のホームページへ誘導する事例が見つかっています。
・ 国税庁、国税局及び税務署では、ショートメッセージやメールにより国税の
納付を求める旨や、差押えの執行を予告する旨の案内を送信していません。
このように書かれています。
確かに国税庁からメールが届くことはあり得ます。
ただ、上記でも書かれているように、国税の納付や差し押さえなどに関する重大な内容がSMSやメールで届くことはありません。
自分の税金未納があるのでは?と心当たりがある方もいらっしゃるかと思いますが、税金の未納などの大切な内容は、後日郵送で来ます。
国税庁のメールの見分け方
国税庁からのメールが詐欺かどうかを確かめるには、以下の点をチェックしましょう。
メールの送信アドレスが違う組織になっていないか
e-Tax(国税電子申告・納税システム)の場合「〇〇@e-tax.nta.go.jp」と、「.go.jp」と「政府ドメイン」が正規のタイプです。
これは、日本の政府機関など特定の組織しか取得できないドメインなので、まずは送信アドレスが正しいかをチェックしましょう。
「e-Tax」の利用履歴があるか
国税庁では「e-Tax」と呼ばれるシステムがありますが、税金を支払う時、「e-Tax」にメールアドレスを登録していなければ、そもそもメールが国税庁から届くはずがありません。
登録した覚えがないのにメールが届いた時には、メール内のリンクはクリックせずに、すぐにメールを削除してしまいましょう。
日本語がおかしくなっていないか
詐欺メールの特徴として多いのが、良く読むと変な日本語を使っています。
例えば、「以下のリンクをアクセスし、記載されてる方法で直ちに全額を。」などと書かれていると、良く読むとおかしいと気づくはずです。
また、「国 税 庁」などのように無意味にスペースが入っているのもおかしい例です。
滞納のメールが届くと焦るかもしれませんが、本文を冷静に読めば詐欺と気づくので、まずは、クリックの前に本文を読む習慣を付けるようにしてください。
国税庁から滞納メールが届くことはありえない まとめ
それでは、国税庁から税金滞納メールや差し押さえメールが届いた時の対処法をご紹介してみました。
基本的に国税庁から滞納メールや差し押さえメールが届く可能性はないので、もしメールが届いたら、リンク内のURLをクリックせず、無視してメールを削除しましょう。
心当たりがある!と思ったとしても、今回のような大切な要件の場合、メールではなく案内が郵送で届くはずです。
詐欺メールのリンクをクリックするのは危険なので、もし少しでもおかしいと感じたら、メールを削除するのが一番です。
最後までお読みいただきありがとうございました!