成人の日って毎年あるけどさ。
何であるのかよくわからないんだ。
確かに、成人の日ってそもそもいつ生まれたのかも気になるわよね…
今回は、成人の日の意味や由来、歴史などを紹介するわね!
こんにちは。トレトレです。
毎年必ずある成人の日ですが、元々何を祝う日なのかを知ってる方は少ないかと思います。
今回は、成人の日の正しい意味や由来、歴史、成人の日に食べたいものなどご紹介します!^^
成人の日の正しい意味は?
成人の日は、実は国民の祝日のひとつで、法律では「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」という趣旨で毎年開かれています。
日本で成人の日が誕生したのは1948年のことで、昔は1月15日に固定でしたよね。
現在はハッピーマンデーの影響で、1月の第2月曜日に変わり、同時に法改正で2023年から成人の年齢も引き下げられました。
20歳を迎えた男女を対象に成人式が開かれる地域も多いですが、中には都会に出た若者が帰省する8月に成人式を行う自治体もあるんだとか。
成人年齢が18歳になったことで影響は?
民法が改正されたことで、成人年齢が18歳に引き下げられたことで賛否両論の声が挙がっていますね。
また、新しい法律で18歳が成人の対象になると、ちょうど受験シーズンで忙しい時期ということもあり、成人式への参加が少なくなるのでは?と危惧する自治体もあるみたいです。
ただ、個人的には成人が18歳に引き下げられた方が早く自立の意思も育つ気がしますし、社会に出る年齢は18歳からという人も多いので、成人式への参加は難しくても良い改正だと思います。
成人の日の由来や歴史
子どもが成人することを祝うのは、日本でも昔からあった風習のひとつです。
とくに、男性の場合は成人の日の由来は「元服式」にあるといわれています。
男性の成人式は元服式にあり
公家や武家では、成人の年が決まっていなくて、元服した時点で成人扱いされていました。
そもそも元服とは、頭に冠を着けることで成人として認められるため、冠や烏帽子をつけ、衣装も大人の服に変えることで成人を祝っていたようです。
有名どころでは、徳川家康は確か12歳で元服をしており、今のように20歳と変わったのは意外とつい最近のことなんです。
女性の成人式は裳着にあり
女性の成人式は、主に公家の間で行われていた裳着に由来があるとされます。
裳は、腰から下に着る服を指し、公家の女性だけが身につけていた衣装でもあります。
裳着では、裳を着るのはもちろんですが、今まで垂らしていた髪を結いあげることで成人の仲間入りをしていました。
女性の場合、結婚して一人前との考えから、12~16歳で成人として扱われています。
女性の成人式と男性の成人式が合併して成人の日ができましたが、男女の由来はそれぞれ違うんですね。
成人の日は海外にはない?
成人の日は、日本独特の風習で海外にはありません。
そのせいか、伝統衣装でもある着物を着て、国を挙げてお祝いする文化をうらやむ声も聞かれます。
ただ、成人の日のように国を挙げてお祝いするわけではなくても、海外でも成人の日を祝う習慣はあります。
成人の日に食べたい料理はある?
成人の日は大人の仲間入りをする儀式でもあるので、素敵な料理で締めくくりたいですよね。
とくにゲン担ぎなどはありませんが、成人の日にぜひ食べたい料理などご紹介します。
寿司で祝う
華やかなイメージがあり、また特別感もある寿司は成人の日にぜひ食べたい料理のひとつです。
握り寿司も素敵ですが、太巻きやいなり寿司など、普段あまり食べない寿司もおすすめです。
焼き肉で祝う
焼き肉も家ではなかなか食べる機会が少ないので、成人の日にぴったりですね。
ただ、成人式のすぐ後などは着物に煙などの臭いがついてしまうので、ちょっと着替えてから仕切り直ししましょう。
とはいえ、着物のままで焼き肉を食べる成人も多くいますし、未成年では飲めなかったビールなども焼き肉にはぴったりで、晴れの日にふさわしい料理ですね。
好きなもので祝う
特別感を出したいなら上記の料理がおすすめですが、せっかく祝うのですから、成人した本人が食べたいものを用意するのも素敵ですね。
いくら特別感があっても、寿司や焼き肉が苦手という場合は、本人が喜ぶ料理が一番のお祝いです。
意外と長い歴史のある成人の日
それでは、成人の日の正しい意味や由来、歴史、ぜひ食べたい料理などご紹介してみました。
成人の日は法改正があったとはいえ、元々の意味は変わりません。
ぜひ、由来や歴史なども紐解いて、成人した意味を省みてくださいね。
記事が参考になりましたら、嬉しいです!^^