僕は料理によく椎茸を使うけど…
カレーや丼ものには椎茸がマストだと思ってるよ。
秋ならマイタケの炊き込みご飯も美味しいわよね。
今回は、キノコの中でも栄養価が高いキノコを紹介するわ！
秋の味覚といえば、やっぱりキノコ。
低カロリーで食物繊維やビタミンが豊富なキノコは、美容や健康維持に欠かせない存在です。
今回は、キノコの栄養の特徴やおすすめの調理法をご紹介します！
10月15日は「きのこの日」
10月15日は、実は「きのこの日」です。
これは、キノコの生産振興を目的に日本特用林産振興会が制定した記念日です。
秋はキノコが最もおいしくなる季節であり、シイタケやマイタケ、シメジなどが食卓を彩ります。
キノコはカロリーが低い一方で、食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富。美容や健康を意識する人の間でも人気が高まっています。
キノコに共通する主な栄養素
キノコ類の魅力は、どの種類にも「体にうれしい栄養」がバランスよく含まれている点にあります。
キノコには次のような栄養素が多く含まれています。
- 食物繊維：腸内環境を整え、便通をサポート
- ビタミンD：カルシウムの吸収を助け、骨を丈夫に
- ビタミンB群：エネルギー代謝を促進し、疲労回復に効果的
- カリウム：むくみの解消や血圧の安定に役立つ
さらに、キノコを乾燥させることでビタミンやうまみ成分（グアニル酸）が増加するという特性もあります。
生で食べるよりも、干しキノコのほうが栄養価が高くなるのです。
栄養価が特に高いキノコとは？
キノコの中でも特に注目されるのが、マイタケです。
ゆでたり煮たりすると煮汁が黒っぽくなるのは、このポリフェノールによるもので、体に良い成分の証拠です。
また、薬の原料にもなるほど栄養価が高く、免疫力を高めたり、生活習慣病予防にも役立つといわれています。
そのほかのキノコにも、それぞれの得意分野があります。
- シイタケ：食物繊維が多く、腸内環境を整える
- シメジ：カリウムが豊富で、むくみの解消に
- ヒラタケ：ビタミンB群が多く、ダイエットや疲労回復に
目的に合わせて選ぶと、より効果的に栄養を取り入れられます。
栄養を逃さず食べるコツ
キノコの栄養素の多くは「水溶性」です。
そのため、煮汁ごと食べられる料理が理想的です。
おすすめの調理法は次の通りです。
特にビタミンDはカルシウムと一緒に摂ると吸収が良くなるため、乳製品と組み合わせるのがおすすめ。
マイタケのクリーム煮や、シイタケにチーズを詰めて焼く「チーズ焼き」などは、栄養バランスがよく、見た目も華やかです。
保存でうまみと栄養がアップ
キノコは保存方法によって栄養価が高まる珍しい食材です。
- 天日干し：ビタミンDが増加し、香りとうまみも濃くなる
- 冷凍保存：細胞が壊れることで、うまみ成分が溶け出しやすくなる
使い切れないときは、干すか冷凍するのがベスト。
調理時にそのまま加えれば、風味豊かな一品になります。
うまみ・栄養・保存性の三拍子がそろうキノコは、常備食材としても優秀です。
まとめ：毎日の食卓にキノコを
キノコは低カロリーで栄養満点。
食物繊維やビタミンD、ポリフェノールなどが豊富で、美容にも健康にも嬉しい食材です。
種類ごとの特性を知り、スープ・煮物・炒め物などで効率よく栄養を摂ることで、体の内側から元気をサポートできます。
さらに、干す・冷凍することで長くおいしく楽しめるのも魅力です。
秋の味覚を楽しみながら、「きのこの日」から始める健康習慣をぜひ取り入れてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました！
