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【保存版】モルトパウダーがない時の代用品4選!モルトシロップとの違い

【保存版】モルトパウダーがない時の代用品4選!モルトシロップとの違い 料理・スイーツ

イギリスのお菓子を作る時に、材料にモルトパウダーってあったんだよね。

でもこれって、普通のスーパーとかで売ってなくて…。

それなら、代用になるものがいくつかあるわ。

今回は、モルトパウダーの代用品を紹介するわね!

フランスパンやカンパーニュなど、砂糖を加えない「ハード系パン」を焼きたい時に必要になるのがモルトパウダーです。

ところが、普段のスーパーでは手に入りにくく、いざパン作りを始めようとした時に「モルトパウダーがない!」と困ってしまう方も多いのではないでしょうか?

そんな時に役立つのが、代用品の活用です。

モルトパウダーとは?

モルトパウダーとは、大麦を発芽させて乾燥・粉砕したもの。

イーストの発酵を助け、パンの焼き色や風味を良くする効果があるため、ハード系パンや砂糖を控えたパン作りに欠かせない材料として知られています。

使い方は小麦粉に直接混ぜるのが一般的で、使用量は粉に対して0.1〜0.3%ほどが目安です。

モルトパウダーが持つ3つの効果

発酵を助ける

砂糖を加えないパンは酵母の栄養源が不足しがち。

モルトパウダーを加えると麦芽糖が生成され、イーストの活動を助けて発酵が安定します。

焼き色と香ばしさを引き出す

砂糖入りのパンは糖分によってきれいな焼き色がつきますが、砂糖を加えないパンは色づきにくいのが難点。

モルトパウダーの麦芽糖はメイラード反応を促し、こんがりと美しい焼き色と香ばしい香りを生み出します。

生地の伸びを良くする

モルトパウダーにはたんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)が含まれており、グルテンを柔らかくして伸展性を高める効果が期待できます。

これにより、ふっくらと膨らみのあるパンに仕上がります。

モルトパウダーとモルトシロップの違い

両者は同じ「麦芽由来の発酵補助材」ですが、形状が異なります。

  • モルトパウダー:粉末タイプ。小麦粉に混ぜて使用。
  • モルトシロップ:液体タイプ。水に溶かして使用。

使用量の目安は、パウダーが粉に対して0.1〜0.3%、シロップは0.3〜0.5%とされています。

どちらが優れているというわけではなく、作るパンや扱いやすさで選ぶと良いでしょう。

モルトパウダーの代用品4選

1.麹・塩麹

米麹や麦麹を使った発酵食品は、モルトパウダーと同様に発酵を助ける効果が期待できます。

ただし発酵度合いや温度管理によって酸味が出る場合があるため、加える量には注意しましょう。

2.砂糖

砂糖を少量加えることで、焼き色や発酵をサポートできます。

風味の点ではモルトパウダーに劣るものの、最も身近で簡単な代用品といえるでしょう。

3.ビール

仕込み水の代わりに麦芽100%のビールを使うと、モルトパウダーと似た働きをしてくれます。

アルコールは加熱中に飛ぶため心配は不要ですが、風味の好みや体質によっては避けた方が安心です。

4.準強力粉

フランスパン専用粉として知られる準強力粉を使えば、外はパリッと中はもちっとした食感に。

中にはモルトがブレンドされている商品もあるため、ハードパン作りに適しています。

ただし幅広いパンを作るなら、汎用性の高い強力粉も常備しておくと便利です。

モルトパウダーの代用品に関するよくある質問

Q.モルトパウダーなしでもパンは作れる?

可能です。

ただし仕上がりの食感や焼き色に違いが出るため、紹介した代用品を取り入れるとより本格的な仕上がりに近づきます。

Q.入れすぎるとどうなる?

モルトパウダーを過剰に加えると、生地が柔らかくなりすぎてベタつきの原因になります。

必ず0.1〜0.3%の範囲を守りましょう。

Q.どこで買える?

製菓材料店やデパートの食品売り場、ネット通販で手軽に購入できます。

まとめて買うなら通販が便利です。

モルトパウダーの代用品のまとめ

モルトパウダーはパンの発酵や焼き色を助ける大切な材料ですが、手元になくても代用品で十分に美味しいパンを作ることができます。

麹・塩麹、砂糖、ビール、準強力粉といった身近な食材を活用すれば、理想に近いハードパンを焼き上げられるでしょう。

パン作りに慣れてきたら、ぜひモルトパウダーやモルトシロップも試して、自分好みの仕上がりを追求してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!