山頂でカップラーメンを食べる人って多いって聞くけど…
そう言えば、僕の母親も山頂でミニカップラーメンを食べてたよ。
お湯を沸かせる山なら、カップラーメンとか袋ラーメンは便利よね。
今回は、山頂でカップラーメンを食べることについての意見など紹介するわ!
登山の楽しみといえば、何といっても山ごはんです!
その中でも特に人気なのがカップラーメン。
今回は、その人気の秘密や美味しく食べるためのポイント、準備や調理のコツ、さらにはカップラーメンの意外な利点まで、詳しくご紹介します。
山小屋でのお湯や水の提供は?
山小屋では、夕食時には最低限の水やお茶がもらえますが、それ以上は山小屋によって対応が異なり、基本的には有料です。
お湯に関しても、有料でも提供していない山小屋があります。
ただし、売店で購入したカップラーメン用のお湯はもらえます。
お水が必要な場合は、売店で購入してください。
ガスコンロの使用について
法律上の規制はありませんが、火災のリスクがあるため、使用の際は山小屋周辺や人混みを避け、十分に注意してください。
たき火は法律で禁止されています。
山でカップラーメンが美味しい理由
登山のパートナーとしてカップラーメンは欠かせません!
山頂に到達した達成感と新鮮な空気が、美味しさをさらに引き立てます。
登山初心者にとっては、春や秋がベストシーズンかもしれません。
急な登りを乗り越えてたどり着く山頂で味わうカップラーメンは、本当に格別です。
カップラーメンの最大の利点は、お湯を注いで3~5分で食事ができる手軽さです。
登山では、空腹感が早く訪れるため、手軽に食べられるカップラーメンは非常に人気です。
家で食べるよりも美味しく感じるのは、目の前に広がる絶景が魔法をかけているからかもしれません。
カップラーメンの塩分補給の効果
カップラーメンは塩分が多いことが短所とされますが、登山では汗で失われる塩分を補給するために役立ちます。
登山は全身運動であり、汗をかくことで体内の塩分が失われます。
そのため、カップラーメンの塩分が貴重になるのです。
山でカップラーメンを作る準備
カップラーメンを作るにはお湯が必要です。
山頂でお湯を確保するためには、バーナーとクッカー(コッヘル)が必要です。
バーナーには様々な種類がありますが、登山用には火力の強いものを選びましょう。
バーナーがない場合は、魔法瓶でお湯を持参する方法もあります。
高性能の魔法瓶は長時間高温を保つことができるので、日帰り登山でも十分に使えます。
リフィルラーメンの魅力
リフィルラーメンは、カップを省いた軽量でコンパクトなラーメンです。
エコな視点から開発されており、持ち運びが便利でゴミが少ないことが魅力です。
専用のマグカップを使うと、さらに楽しさが増します。
リフィルラーメンは、軽量で大容量のチタンクッカーでも楽しめます。
真空断熱ボトルで湯沸かし不要
登山に行く前に、自宅で山専ボトルやmont-bellのアルパインサーモボトル(真空断熱ボトル)に熱いお湯を入れて持参すると、現地でお湯を沸かさずにカップラーメンを楽しめます。
これらのボトルは保温性能が非常に高く、500mlサイズなら6時間経過後も77度以上の温度を保ちます。
これだけの温度があれば、熱々のカップラーメンを作るのに十分です。
カップラーメンに必要なお湯の量は約300mlなので、500ml以上の容量のボトルがあれば、手間なくラーメンを作ることができます。
性能を重視するなら山専ボトルかアルパインサーモボトル、コスパ重視ならアトラスを選ぶと良いでしょう。
アルパインサーモボトルはバランスが良いですが、購入はモンベルショップ限定です。
商品比較表
商品 | 重量 | 保温効力(6時間後) | 価格 |
---|---|---|---|
山専ボトル | 260g | 77℃以上 | 6,050円 |
アルパインサーモボトル | 265g | 78℃以上 | 3,850円 |
アトラスARSS-500 | 190g | 74℃以上 | 1,880円 |
Ziploc スクリューロックで残ったスープをお持ち帰り
山ではカップラーメンの残りスープを捨てることができませんが、Ziploc スクリューロックを使えば、スープを持ち帰ることが可能です。
カップラーメンのスープには高い塩分が含まれており、(日清カップヌードルの場合)スープだけで2.5g、全体で4.9gの塩分があります。
登山中に多く汗をかくとはいえ、過剰な塩分摂取は避けたいところです。
カップラーメンの中身をZiplocに移し替えて持参すると、スープを残して持ち帰ることができます。
473mlのサイズがカップラーメンにぴったりです。
ただし、万が一の漏れを防ぐため、ビニール袋に入れておくと安心です。
残ったお湯はコーヒーやお茶に利用
残ったお湯(約200ml)は、コーヒーやお茶を淹れるのに利用すると良いでしょう。
登山で持ち上げたお湯を最後まで有効活用しましょう。
山頂でのカップラーメンはご馳走! まとめ
登山でのお昼ごはんにカップラーメンを選ぶ人は多く、その手軽さと保存のしやすさから泊まりの登山でも重宝します。
バーナーやお湯がない場合は、同行者にお湯を分けてもらうのも一つの方法です。
状況に応じて、自分が持参した水を使ってもらうのがマナーかもしれませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!